単独テント泊で広河原から鳳凰三山を経て夜叉神へ縦走(観音岳・薬師岳)

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03薬師岳小屋から南御室小屋

地図薬師小屋から南御室小屋まで
薬師岳小屋を通りすぎてすぐに現れた花崗岩の連なる山を登る。
大きな石がたくさん
小屋より下の地点にも、こんな面白い登山道があるんですね。
登り切ると砂地
こういう道が好きな私は疲れも忘れて、ジャングルジム感覚で通過します。
まだまだ大きな岩が
ちょっと迷うかな?って場所には赤ペンキで矢印もつけてあるので助かります。
転ばないように登る
自分の身長より遥かに高い巨石の間をぬって進むと…
不思議な雰囲気の薬師岳
砂払岳と薬師岳小屋への分岐点についた。
白砂岳の看板
登りで10分のこの道を、下りだったのであっという間に通過しちゃったのがチョット心残り。
白砂岳
そして、砂払岳まできたら…あとは下り一直線!
さっさと下って、この重いザックを降ろしてテントを建てて…ビールだ!ビール!
白砂岳と薬師岳小屋への道標
分岐点からすぐ樹林帯に入ったと思ったら…
樹林帯に入る
何やらでかい岩が…
ガマの石
ガマの岩という名前らしいです。
燕山荘近くの蛙岩と言い…カエル系の名前が多いですね…。

そして、再び下山に向けて下る…下る…が!さあ…ここからも長かった…!
既に疲れ切った私の足裏はいやだ〜もう歩きたくないよ〜モードになっている。
その上、樹林帯に入ったおかげで先程までの気持ちのよい景色がまったくなくなり見渡す限り木!

あ〜着かないかしら?

あ〜着かないかしら?

あ〜着かないかしら?

と何度も思いながら下っていく。
樹林帯を下る

お!

なんだか赤い屋根が見えた!やっと南御室小屋だ〜!と思った!

思ったが… どんなに下っても…

小屋などない。

どうやら木の実の赤が私の妄想で赤い屋根に見えたようだ。

これは一種のマヨイガかしら?

不満そうな表情のイラスト

こんな経験って皆さんありますよね???

それでもしきりに下る。

ちなみに登山道には誰もいない!寂しい!

泣いて叫んでいるイラスト
時間が遅いからじゃないかと…焦る。

…とっ、ここで焦りすぎて転倒したり、けもの道に入り込まないように気をつけましょうね!

もうどのくらい下ったのかしら…あ〜あ…と思った頃に人の声が聞こえた気がする。
もしかして?
もしかして…?
いやいや騙されないぞう〜

とつぶやきながら歩いていくと
木と木の間からぽっかり空いたスペースが出現!

ああ…!

やっと南御室小屋についた!

同意している笑顔のイラスト

朝6時半に広河原から出発して、山ん中を9時間歩いて南御室小屋にたどり着いた〜!!!

14時17分南御室小屋に到着

南御室小屋に到着した
こうして念願の鳳凰三山・地蔵岳、観音岳、薬師岳を無事クリアして南御室小屋にたどり着くことが出来ました!
明日は夜叉神峠に下るだけの気楽なテント泊の夜が始まります…。

森の中のテント場の夜を私はどう過ごし、出発したかは次回「単独テント泊で広河原から鳳凰三山を経て夜叉神へ縦走(南御室小屋から夜叉神)」へ続きます。


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