低体温症

山に関わる言葉を集めてみました。

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登山用語低体温症になって震えているイラスト

類 似 語氾濫、大水、出水


身体が極度に冷えることにより体温が下がり、筋肉や脳に異常が起こる症状。
具体的には、体のコアの部分の温度(心臓・肺・脳の温度)が35℃以下になった状態。

低体温症の症状は、主に『体の震え』『意識障害』です。
登山中において低体温症は、冬場に限らず暑い季節に登った山でも起こります。
夏だからといって油断せず、防寒具、レインウェアを携帯して山に登りましょう。

低体温症を引き出す主な要因

低体温症を引き起こす三大要因
低体温症の3大原因は
低温・風・濡れ

低い気温と強風が身体から熱を奪っていくのはご存知かと思いますが、それに増して衣服が濡れると最悪です。
濡れた衣服は濡れていない時の25倍の早さで身体の熱を奪っていきます。
濡れるって言ったって雨降ってないでしょう?と油断しないで!「汗による濡れ」が大きな落とし穴。
登りでかいた汗が稜線に出た途端、一気に冷えると…めちゃくちゃ寒いです!
濡れた衣服を着服したまま、気温が10℃以下、風速が10m以上だに1〜2時間さらされると、夏山でも低体温症におちいります。

こうやって書いてみると、私の「真夏なのに低体温症寸前…蝶ガ岳テント泊」は低体温症になる条件を兼ね揃えていたのですね…。怖い怖い…。

体温低下に伴う症状
コア体温 主な症状
36℃ 寒さを感じてガタガタと震え始める。強い疲労感を感じるので、思うように歩けないのでバテたか、または体調不良なのかと感じる場合も。
意志がはっきりせず、周囲に関心が無くなったり、記憶力が低下し始める。
35℃ 手足のかじかみや悪寒・震えが止まらなくなる。思考能力も低下し周囲に無関心で疲れたように見えます。人によっては立てなくなるケースも。
34℃ 低体温症から自力で回復できる安全限界。これを下回ると震えも起きなくなり体温はさらに低下する一方。
34℃〜32℃ よろめく、眠たくなる、ロレツが回らなくなる等の意識障害が始まる。
32℃ 体を震わせて熱を算出しようとするガクガクブルブルができなくなり、震えが止まる
32℃以下 意識がなくなる。心肺微弱、呼吸減少、うわごとを口走る、服を脱いでしまう、などの異常行動が見られるのがこの段階。
28℃を切ると意識を失い、心肺停止状態に陥る。

低体温症の初期は「疲れ・バテた」と誤解されやすいようなので「休めば良くなる」とか「後から着いて行く」は危険ですね。
私のような素人が低体温症かバテているのかを見極めるのは難しいので、そのようなケースに遭遇したら…まずは防寒させて、砂糖を入れた温かいものを飲ませる等の処置をすることが大切かと。
そうそう、アルコール類やカフェインの入った飲料は血管を収縮・拡張させる作用があるのでダメらしいですよ!ついコーヒーや紅茶を入れたくなるけれど、お気をつけて!

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出典
朝日新聞デジタル「低体温症になったら、どうすべきか」

「山の用語集」投稿時、参考にさせていただいたサイト様(敬称略)
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ

詳しいことは自分で調べてください。
ものすごく間違ったことを書いていたら指示お願いします。オススメの山の用語がありましたら教えてください。


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