籠渡し

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登山用語「籠渡し」に関するイラスト

類 似 語野猿、索道、ざるわたし


川を渡るための装置。
岸にワイヤーを張り、籠ぶら下げ、乗っている人でロープを引いて移動します。

現在では数えるほどしか残っておらず、その用途も遊具として残っている状態です。
私は四国・徳島県の剣山近くにある奥祖谷二重かずら橋で体験しました。

このような乗り物に乗り込んで…

野猿の写真1

自分でロープを引いて進むのです。

野猿の写真2

本来の籠渡しは、橋を架けることができない岸の間に綱を渡し、その綱に籠を吊り下げ籠に人を乗せ、または物を入れ、対岸に渡すものであった。

広重「飛騨 籠わたし」
▲歌川広重の「飛騨籠渡図」

過去には飛騨の白川、越中の黒部川、庄川など。
明治時代まで北アルプスの山中でも使われており、蓮華温泉近くの登山道では戦後までこの籠渡しが利用されていたとか…。
…乗るの…怖そうですね。

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「山の用語集」投稿時、参考にさせていただいたサイト様(敬称略)
Wikipedia、コトバンク、goo辞書、ヤマレコ

私なりに調べ簡潔にまとめたのですが…調べれば調べるほど…登山用語は奥が深くキリがないため、個人では限界があり…この登山用語をもっと知りたくなられた場合はご自分で調べていただければ…と思います。
浅い知識ながら用語集のページを作ったのは、私自身が登山用語を調べるコトにより、知らない用語を知る勉強になれば…と思ったからです。
ものすごく間違ったことを書いていたらお手数ですが、ご教授いただけると助かります。
また、オススメの山の用語やこれは載せて置くべき登山用語がありましたら教えていただけるとありがたいです。

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